アキ•カウリスマキ監督
あいも変わらず、うまくいかないヤツの逃避行。
誰がなんと言おうと、金があろうと無かろうと、間違っていようと正解だろうと、法を犯そうと、愛した人のためならば、そうしたいのだから、そうするしかない!そんな実直な(?)、おそらく実直な行動がそこにあった。
壁を壊し、塀を越え、海を渡り、
君とどこまでも行こう。
俺もいつか船を買ったら、船の名前はARIELにしよう。
カウリスマキパイセンの映画を観る時にはきまって、近くの店でテキトーなビールを買って飲む。できれば安くて当たり障りのないテキトーな、あくまでテキトーな、あるいは適当とも言えるビールに限る。