これは好き。炭鉱の閉山で失業してから急速に狂っていく人生。また人がふわっと死ぬ。お約束かな。(今度は生き返らない)
もっと落ち込んでもいいくらい、どんどん酷い目に遭うのにとりあえずタバコを吸って一…
実にハードボイルドしてるなあ、と思った。
アキ・カウリスマキ監督体験二作目。昨日観たのは英語だったが、本作はフィンランド語。大学でデンマーク語を専攻し、講義初日は概論だった。そこで習ったのは、北欧…
監督・脚本:アキ・カウリスマキ、撮影:ティモ・サルミネン、出演: トゥロ・パヤラ、マッティ・ペロンパー、他による、職を失い、父と死に別れた南への渇望を抱く炭鉱労働者の放浪をロード・ムーヴィーの形を借…
>>続きを読む①真っ暗闇は真っ暗闇だと思い込んでるから真っ暗闇なのかもしれない。目を凝らせば虹の端っこを見つけられるのかもしれない。絶望と不条理の連続なのにそう思わせてくれたこの映画のユーモアとやさしさに、わたし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
・マッティ・ペロンパー良かった。遺言のように俺は眠るからゴミ捨て場に埋めてくれと言ってオープンカーの屋根を出すシーンが好き
・銃声の響き方の生々しさ
・「子持ちよ」「作る手間が省けていい」
・やっぱ…
失業したカスリネン(トゥロ・パヤラ)は南の街へ行き、そこで強盗に遭い、女性に恋をして、刑務所に入れられる。不幸が重なるカスリネンだったが、同部屋のミッコネン(マッティ・ペロンパー)とともに脱獄を計画…
>>続きを読む2024年148本目
南を目指す男の波乱万丈な旅路
『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』のアキ・カウリスマキ監督が描くハードボイルドロマン
失業したカスリネンは、自殺した父のキャデラック…