淡々とタフに進むストーリー。
車の幌が閉じるまで。
夜の港の美しさ。
若く健康で健善な男性が働きたいと思っても仕事はなく、結局は刑務所で仕事にありつけるという、、、。
刑務所のほうがシャワーはある…
ペロンパーとの同居なら牢屋の生活も悪くないと思える。『脱出』のボガートとバコールのようにスマートにはいかない煙草とマッチを投げるアクション。手元や破損のカットのみでリアクションは省略しておきながら車…
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その日暮らしの生活を送っていた男が、立ちはだかる色々な困難を淡々と乗り越え、最終的には好きな女と結婚して、メキシコに亡命する話。
その日暮らしの生活に悲壮感を覚えることなく淡々と生きている主人公が…
アキ・カウリスマキの労働三部作の第2作目
職を求めて南を目指す男・カスリネンの姿を描いており労働三部作の中でも結構ハードボイルドな作風となっていて好きな部類の作品
刑務所でのケーキや本の差し入れ…
掛け持ちで働いている(働かざるを得ない)人と日雇いの対比や刑務所内で初めて安定的な職を得られるとか、冤罪だったのに脱獄に殺人と本当に罪を犯してしまうとか、脱獄犯と一緒にいても大変なだけじゃない?とか…
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