おかだ

アラジンのおかだのレビュー・感想・評価

アラジン(1992年製作の映画)
3.4
この映画はディズニーの中でも気楽に見られる作品だと思う
当時はまだ新しかったCGの使用や鮮やかな色使いなど視覚的に印象に残るシーンが多くあり分かりやすく楽しめる点が良い
また、アランメンケンの良質な曲・剣術アクション・モンスター・空飛ぶ絨毯・ジョークとワクワクする要素で溢れているので
誰でも退屈することなく見ることができると思う
ただ一方で、再鑑賞した時の感動はそこまで大きくなく
他のディズニーの名作のように見るたびに自分の中での評価が上がっていく感覚は無いといえる
気になるのは、メタ発言が物語の時代背景にそぐわないので入り込んでいた世界観とのギャップに混乱することがある点で
これは大人になり鑑賞を重ねるたびに強く感じるので自らの童心の消失が問題なのかもしれない

新たなアプローチがたくさんあり、従来のディズニーと一線を画す作品であることは間違いないと言えるのでこの挑戦的な姿勢をアラジンの良さとして評価するべきだと思う
おかだ

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