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アラジンのwawvv808のネタバレレビュー・内容・結末

アラジン(1992年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

オープニングで行商人が、この映画の視聴者に物語を語り掛けるところから映画が始まる。

夜の砂漠でジャファーと名乗る男は手下の泥棒がある物を持ってくるのを待っていた。そして、それを利用してランプのある魔法の洞窟を呼び出した。洞窟が言うには「入れるのはダイヤの原石(内側に清らかな心を持つ者)のみ」だが、「ダイヤの原石」でなかった泥棒は閉じ込められてしまった。前述の話を聞いたジャファーは「ダイヤの原石」を探そうと企んだ。

砂漠の王国アグラバーに暮らす、貧しくも清らかな心を持った青年アラジンはいつか宮殿で豪華な暮らしをすることを夢見ていた。一方、婚約に嫌気がさして王宮を抜け出そうとしたジャスミン王女は一番の親友・ラジャーの制止を無視してまで家出を決意する。そんなある日、市場でジャスミンは泥棒の濡れ衣を着せられたところをアラジンに助けられたことで心を通わせる。だが、アラジンは王女をさらおうとした盗賊と間違えられて捕まり、牢屋に入れられてしまう。それは王国の支配を企む国務大臣のジャファーが、入る者を厳しく選ぶ魔法の洞窟から「ダイヤの原石」として選ばれたアラジンに、洞窟の奥にある不思議な魔法のランプを取って来させるための策略だった。

ジャファーはみすぼらしい老人の姿に扮装して牢屋に現れると、ランプを取って来ることを約束させるのと引き換えに、アラジンを脱獄させる。魔法の洞窟の中で出会った魔法の絨毯の協力でランプを手に入れたものの、アブーがうっかり「ランプ以外の物を触れてはいけない」という掟を破ってしまったため、洞窟は暴走し、さらにジャファーに裏切られたアラジンは洞窟の中に閉じ込められてしまう。だが、相棒の猿アブーのおかげでランプがジャファーの手に渡ることは阻止できた。さらにアラジンはひょんなことから自らランプを擦ったところ、ランプの魔人ジーニーの主人となる。ジーニーの力でなんとか脱出し、「どんな願いも3つだけ叶えてあげよう」とジーニーに言われたアラジンは、自由を求めるジーニーに対し「最後の願いで君を自由にする」と約束しつつ、1つ目の願いとして、王子としか結婚が許されていないジャスミンとの恋を叶えるためアリ・アバブア王子に変身することを願い、王宮へと向かう。頑固なジャスミンは、アリ王子も今までの求婚者達と同じだと思い、まったく相手にしなかったのだが、「一緒に広い世界を見に行こう」という誘いに乗って魔法の絨毯で世界中を旅するうちに惹かれていく。途中で口を滑らせた不注意からアラジンの正体がバレそうになるものの、アラジンがとっさに「自分もお城の生活が嫌で、時々平民に変装して抜け出している」と誤魔化したことでジャスミンは共感を抱き、両想いとなる。

その頃、ランプを手に入れ損なったジャファーは自らの魔力でサルタンを操り、ジャスミンと結婚して王位に就こうとしていた。そこへアリ王子として現れたアラジンがジャスミンやサルタンに瞬く間に気に入られていくのを邪魔に思ったジャファーは、アリ王子を暗殺しようと目論んで、部下を使いアラジンを捕まえる。捕まったアラジンは声が出せないように顔に白い手拭いを巻かれて口を塞がれ、手足を重り付きの鎖で縛りあげられ、海の底に沈められてしまう。重りの重さで海底に沈むアラジンは呼吸ができなくなり気を失うが、偶然にもランプが手に触れたことで入浴中のジーニーが現れる。ジーニーは気絶しかけるアラジンに2つ目の願いごとをするように言うと、アラジンは無事命を救われた。それと同時にアラジンとジーニーは固い友情で結ばれた。アリ王子の暗殺に失敗した上に暗躍がバレたジャファーは失脚し、その犯行を暴いたアリ王子はジャスミンの結婚相手として大々的に告知される。順風満帆な未来が待つかに見えるアラジンだったが、ジーニーの魔法が解けて王子でないことがばれたらジャスミンに嫌われてしまうと不安を感じ、ジーニーに「君を自由にはできない」と言い出す。それを聞いたジーニーは怒ってランプの中に引き籠ってしまう。ジーニーに「本当のことを告げろ」と教えられたアラジンは遠慮なく本当のことをジャスミンに告げるため彼女の元へ向かうが、その隙を突かれてジャファーの手下のイアーゴにランプを奪われてしまう。イアーゴからランプを渡されてジーニーの新たな主人となったジャファーが、1つ目の願いでアグラバーの支配者になり、ジャスミンが相手が支配者であろうがどうしても逆らうことから2つ目の願いで自分を世界一の魔法使いにする。さらにジャファーは魔法でジャスミン達をいいようにする上にアラジンを元の姿に戻して冬山へ追放してしまう。

絨毯の助けを借りてアグラバーに戻ったアラジンは、アグラバーの危機を救うべくジャファーに戦いを挑むが、手強い魔法を操り、遂には大蛇に変身したジャファーに巻き付かれて絞め殺されそうになる。ジャファーの手強い魔法に圧倒されて追い詰められるアラジンはジーニーを見つめて策を閃き、「世界一の魔法使いとして我は世界で一番強い」と主張するジャファーに対して「ジーニーこそが本当に世界で一番強い」と煽り返す。それを聞いて今の自分は実質的には世界で二番目であるということを認めるジャファーは、最後の願いで自分が真の世界最強の存在=ジーニーになることを願う。赤いジーニーとなって最強の力を得たジャファーだったが、それはジーニーから教えられていたランプの魔人の制約である「脅威の力を持つ代わりに自由がない」ことを逆手にとったアラジンの作戦であった。アラジンの罠にはまった結果、ジャファーはイアーゴを巻き添えにして専用のランプの中に閉じ込められ、ジーニーに砂漠の彼方へ投げ飛ばされ追放された。

ジャファーとの戦いを終えてアグラバーの平和を取り戻した後、アラジンはジャスミンに嘘をついたことを謝罪して反省し、最後の願いでジーニーをランプから解放させて自由の身にする。アラジンのアグラバーを救った勇気に感動したサルタンはジャスミンとの婚約を認め、自由になったジーニーはアラジンと別れて旅立ち、最後に幸せにアラジンとジャスミンは結ばれた。話のラストでジーニーが視聴者に「どうだった?」と質問して映画は幕を閉じる。

Wikipediaより

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