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恋のためらい/フランキーとジョニーのぉゅのレビュー・感想・評価

3.6
2022年 鑑賞 22-253-30
BS松竹東急 銀座よる8シネマ(吹替) にて
1987年のオフ・ブロードウェイで初演されたキャシー・ベイツさん、F・マーリー・エイブラハムさん共演の二人芝居「月の光の中のフランキーとジョニー」を原作に、原作者テレンス・マクナリーさん自らが映画用に大幅にキャストを足して脚色し、「潮風のいたずら」「プリティ・ウーマン」等のゲイリー・マーシャル監督による、刑務所から出てきたばかりのジョニー(アル・パチーノさん)は、ニューヨークのダイナー「アポロ・カフェ」に、店主の厚意からコックとして雇ってもらうことができ、ウェイトレスのひとりであるフランキー(ミシェル・ファイファーさん)に惹かれ、2人の関係の変化を描く恋愛ドラマ作品。

ー 夜がずっと消えないように ー
日本のヤクザ映画にハマって、洋画のマフィア作品を漁り始めた時に観た「ゴッドファーザーシリーズ」「カリートの道」... あと「スカーフェイス」。あの主演っていえば...

刑務所から出てきたジョニー、シェフ、オムレツ、「アポロ・カフェ」のコック募集欄を見てやってきたジョニーと「アポロ・カフェ」のウェイトレスのフランキーの出会い、オーナーのニック(ヘクター・エリゾンドさん)の人柄の良さ!、「耳を抑えて」、ジョニーというかアル・パチーノさんは子守唄だけで終わりそうではないんだけどなぁ... 、ジョニーはランボースタイル?、「お尻がカッコいい」、「生じゃなくて半熟」、フランキーは理想が高い?、展開と歌手のフランキー&ジョニー、「フラれただけ」、「裏窓」的展開か?なぜアメリカの方はカーテンをしないの?

“これだけは言わせて 君に惚れた”
死は悲しい... 、お袋に似てる、「デートに誘われてたのに」、「そんなヤワじゃねぇよ」、 脚本がロスで映画化、なんちゃってスカッシュ、タイムカードと住所、「勝手に見ないで」、「愛に理由なんてない」、パーティへの誘い

送別パーティと昔の話、「当時はスカンピンだった」、「成功して良かったね」、はしゃぐジョニーと見守るフランキー、「ダンボ」、「そんな風に見つめないで」、コサージュ、たくさんの花たちと2人のキス、サンドイッチと手の傷、「年を誤魔化さずに付き合いたいな」、そしてジョニーとフランキーの「アッハハ... 」

ボウリングとジョニーのプロポーズ、「スッキリした」、フランキーの不機嫌、フランキーとお向かいの住民、ジョニーの電話と閉じこもりのフランキー、2人の休日出勤、お互いの隠し事を... 、「近づけなかった 他人の子に見えて... もう手が届かない」、ニックの粋な行動、息を吹き返したのが調理場...

“だからもう一度さっきの曲を2人に送って欲しい あの夜がずっと消えないように”
フランキーが言いたくなかった事は、向かいの住民の人とも通ずるのか... だから「裏窓」的シーンがあったのね... 「月の光」と2人の新たなスタート.,. 若干フランキーの行動に「またかよ... 」ってなったが、ラストが綺麗だった!向かいの... も!アル・パチーノさんの不器用さの演技似合ってないような、似合っているような感じだったが、やっぱりマフィア感が抜けない自分もダメだなと思った。あと35歳って... まだ...

「チャンスなんてしょっちゅうあるものじゃないんだ だから自分で掴まなきゃ 永久に消えちまう」

「俺にはこの痛みを消す事は出来ないかもしれない でも傷が疼いた時側にいたい」
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