幻想の中に広がる更なる幻想。
オープニングから怪奇映画のような不気味な雰囲気、、
列車内の盲目の車掌がまた怪しい。行き先は墓地に囲まれた廃墟のようなサナトリウム。
大きな扉がゴゴゴ、、と開くと、そこは壁。
いかれた病院を舞台にした映画には傑作が多い気がするけど、これまた傑作!(ポーランド恐るべし)
映像の美しさでは恐らく最上級にして、いかれ具合も尋常ではない。
中盤はぶっ飛び過ぎてて、ぽかんとしてしまったけど、前半、後半の不穏な空気はツボでしかない。
観る人が観たら大興奮に違いないけど、マニア度も高めで100%堪能しきれず、、(2時間は長い)
煙管ぷかぷか吹かせた、ボインガールにうっとり。