こういうの見るとまじで自分でも作りたくなってしまう。蝋人形のシーン(あれがかの有名なマネキン人形論にもつながってくるんだろうが)を見てマイプライベートアイダホが活人画風だと評されることに対する違和感…
>>続きを読む再鑑賞。
ようこそ迷宮の世界へ。
足を踏み入れたら最後、もう戻ることの出来ないサナトリウム。さながらサラサラと落ちては積もり、またひっくり返してはサラサラと落ちて積もる砂時計のように、行ったり来た…
所有DVD再鑑賞。
ひたひたと忍び寄る死の予兆が視覚的な退廃美と渾然一体となっていくエレガントな夢幻絵巻物。随所に配置された生き物から横溢するバイタリティー。主人公が二人現れる冒頭から分列構造が示唆…
自分が今まで観てきた映画の中で、最も"迷宮感"のある映画だと思う。時間軸が歪曲しており、まぁストーリーはよく分からないものなのだが、とにかく視覚芸術として美味しい場面が連続し、それだけで幸せに満腹に…
>>続きを読む「砂時計」
〜最初に一言、ノーランやドゥニの様なSF映画作家を凌駕する二通りの世界と過去を姿かたち変えずに登場人物が往復する前衛的かつ幻想的な神作である。これは視覚的に幻想絵巻が炸裂する幻惑の渦へ…
ポーランドのカフカと呼ばれる作家/画家 ブルーノ・シュルツの短編集『砂時計サナトリウム』にインスパイアされて製作されたヴォイチェフ・イエジー・ハス監督作。
冒頭に登場する異様な朽ち果てた列車。ボロ…