《Sanatorium pod Klepsydrą》
based on the novel
《Sanatorium pod Klepsydrą》
(1937)
・Księga
・Ge…
素晴らしい原作を映像化して更に昇華するという作品はごく稀だと思うが、本作はそれに歴史的背景、負の遺産の重みが加わってまたとんでもなく哀しい映画として完成されたと思う。
時間から手を引け、挑発してはな…
深い不快な夢の中、針もなければ時刻もわからず、遠い記憶の砂だけが落ちて、そしてまた繰り返す。埃塗れなサナトリウムを後にして、健全なる盲目となって、何が変わったと言うのだろうか。生きているうちには治癒…
>>続きを読むこれはもう…。この感覚は『神々のたそがれ』以来だし、もちろん『サラゴサの写本』以来のものでもある。完全なる敗北感、完全なる思考停止、完全なる現実逃避、主人公と同じく、この映画に囚われ、そして逃れられ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ラビリンスへとタイムスリップ。
扉を開くと昼も夜もない(つまり時間の概念のない?)場所へと誘われる。そこは父のいるサナトリウムだ。父は“こっちの世界”ではまだ死んではいないそうなのだが、眠っ…
ポーランドのカフカ。(すごく納得)
ユゼフは父がいるサナトリウムへ行くが、そこで摩訶不思議な体験をする。
最初から最後まで徹底して作り込まれてます。現実に戻る隙が全くないです。サナトリウム(療養…
幻想の中に広がる更なる幻想。
オープニングから怪奇映画のような不気味な雰囲気、、
列車内の盲目の車掌がまた怪しい。行き先は墓地に囲まれた廃墟のようなサナトリウム。
大きな扉がゴゴゴ、、と開くと、そ…
・作りたい画を繋げていった、ストーリーよりも世界観重視的な映像作品なのかなと。
・最初の音楽の不穏さにどきどきしたけれど音楽だけだった。
・廃墟好きな人におぬぬめ。
・いい建物。
・ここ綺麗だったん…
面白かった。ホドロフスキーっぽいと勝手に決めつけて敬遠してたのがバカだった。部屋に何体も並ぶマネキンだったり、光源がないのに光で照らされているベッドだったりと幻想小説を視覚化したイメージの連鎖が最後…
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