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誘惑のgoalieのレビュー・感想・評価

誘惑(1957年製作の映画)
3.5
いつの世も恋におちるのは突然であり、恋する相手はひとそれぞれ。いまわの恋もあれば、生涯忘れられない恋もある。

銀座・みゆき通りに面した杉本洋品店。ここに出入りする複数の男女の恋模様が一定のキャストの視点からそれぞれ、描かれている。洋品店主の父、アバンギャルドな芸術グループ活動に片足をつっこむ娘、そのグループの一人で虱を飼っている貧乏な画家の卵、化粧気のない無愛想な洋品店員。年齢、立場が異なる中で思慕の糸が紡がれる。

岡本太郎、東郷青児が芸術家としてそのまま登場。若き太郎が喋る映像にちょっぴり感動。

そして、昔恋した女性の娘にあんなことをする倒錯した思い!これはいけない!
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