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恋人はパパ/ひと夏の恋のhideharuのレビュー・感想・評価

恋人はパパ/ひと夏の恋(1993年製作の映画)
2.5
2021.12.07レンタルDVDで再見。
日本劇場公開時には映画館で鑑賞済み。
今回は日本語吹替版にて鑑賞。

本作は大ヒットしたフランス映画「さよなら、モンペール」のハリウッドリメイク版。主役はすでにアメリカでもネームバリューのあったオリジナルのドパルデューが続投。ヒロインは大規模なオーディションで選ばれたキャサリンハイグル。このオーディションにはアリシアシルバーストンも参加していたのは有名、もち落選。
ハイグルの相手役のダルトンジェームズはイケメンながら出演作はフィルマで引っかかるもので本作ともう一本だけ。何か惜しいなぁ。

正直、「モンペール」はフランス娘の性格のキツさにゾッとします。14歳の娘が母親をビンタって、でもフランスでは当たり前みたい。しかしやはりハリウッド版はその辺がマイルドになっているのでまだまだ可愛げがあります。
ただ残念なのは凡作大量生産のスティーブマイナーが監督な事。

両親の離婚でパリに住む父親と母親とニューヨークで暮らす娘。久し振りに父娘でのカリブあたりの島でのバカンス。
イケメンな男子を見つけて彼の気を引くために父親を「彼はボーイフレンドなの」と思わず嘘を、その嘘はリゾートホテル中に広まり、そして嘘が嘘を呼びそして遂には彼に嘘がバレてって物語の収束はよくあるパターンですがドパルデューの達者な演技で何とか救われています。
キャサリンハイグルもまだまだウブで演技も未熟ですがまあ可愛いと言えば可愛いです。
ドパルデュー演じるパパは毎日パリにいる恋人に電話するのですがその相手はラストになってやっと顔見せ登場しますが彼女のゲスト出演に初見時には驚きました。
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