Monisan

ロッキー・ホラー・ショーのMonisanのレビュー・感想・評価

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)
3.8
観た。

これは高カロリーな映画だったな。
ミュージカルが始まって以降はほぼずっとエネルギー全開で、先の予測がまったく出来ない、ロッキーホラーショーを時間いっぱい浴びたというか。

自分が生まれる前の映画だけど、センスは全然古びていない。むしろ、今こそ意味深い内容になっているのかも。
自由恋愛は各々の判断だけど、自由で良い、感情の赴くままで良い、というのはとても今っぽい考え方。

フランク・フルターはじめ館の皆さま方は狂気はあるんだけど、とにかく明るいので全体的にハッピー。まぁ人1人死んでんねんけど…

最後はなんだかしんみりもして、観ている自分もフランク・フルターの事が気になっていた事にも気づく。

最後のストーリーテラーの台詞がまた深い。地球の表面を人間という生き物が這い回っている、時の中を、宇宙の中を、そして意味の中を、か。
そういえば、たまたま一個前に観たファンタスティック・プラネットも地球で終わったな。

あとはみんなガーターベルトとストッキング似合い過ぎ!

ジム・シャーマン、脚本、監督
Monisan

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