観た。
これは高カロリーな映画だったな。
ミュージカルが始まって以降はほぼずっとエネルギー全開で、先の予測がまったく出来ない、ロッキーホラーショーを時間いっぱい浴びたというか。
自分が生まれる前の映画だけど、センスは全然古びていない。むしろ、今こそ意味深い内容になっているのかも。
自由恋愛は各々の判断だけど、自由で良い、感情の赴くままで良い、というのはとても今っぽい考え方。
フランク・フルターはじめ館の皆さま方は狂気はあるんだけど、とにかく明るいので全体的にハッピー。まぁ人1人死んでんねんけど…
最後はなんだかしんみりもして、観ている自分もフランク・フルターの事が気になっていた事にも気づく。
最後のストーリーテラーの台詞がまた深い。地球の表面を人間という生き物が這い回っている、時の中を、宇宙の中を、そして意味の中を、か。
そういえば、たまたま一個前に観たファンタスティック・プラネットも地球で終わったな。
あとはみんなガーターベルトとストッキング似合い過ぎ!
ジム・シャーマン、脚本、監督