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ロッキー・ホラー・ショーのKotaのレビュー・感想・評価

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)
4.9
“性の違いなんて、もう忘れてしまったの。”

もう何度目の再鑑賞。大好きなカオスアンドセンスの塊70年代ミュージカル。あらすじ読んでもよく分からないと思うし、何回見ても話はよく分からないままなのだけど、理解や常識を超えた展開とノリノリなロックナンバー、エロとカッコいいが混ざり合う衣装とダンスに釘付け。とりあえずティム・カリー演じるフランクのカリスマ具合がやばすぎて。サブキャラ達もいちいち個性的で、無造作なダンスも逆にお洒落に見えるんだなぁこれが。

昔は“ウォールフラワー”でエズラ・ミラーとエマ・ワトソンがやってるやつって印象しかなかったけど、記憶に強烈に残る凄い映画だった。一回観たら忘れられなくて、翌日もずっと頭の中に焼き付いてた。もう理解なんかしようとしなくていいから黙ってこの快楽に溺れなさいって感じだから、とりあえず溺れとこう。突如始まるミュージカルにストーリーの違和感を感じるなら、最初からストーリーを滅茶苦茶にしとけばええやん?

…トランシルベニア星雲のトランスセクシャル星ってまじでどこ(笑)
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