過剰さを排し静謐なショットの積み重ねで見せる。3ケツスクーターの気持ちよさたるや。終盤に「雨が降る時は動かない」という自己掟を破棄し、当然のように雨中の対峙となるが、そこでの一連の演出に観念的なもの…
>>続きを読むまず三池こんなのも撮れるんだと吃驚。
いつもの荒唐無稽、急転直下は影を潜め、抒情が逆にこの作品のメインになる。驚きだぜ。
殺人をおかした極道(当然われらが哀川翔だ)そして売春婦の女、子供。奇妙な…
三池の叙情的演出が決まりすぎて最早浪花節。言語の違いで会話すらままならない擬似家族の逃避行の先がどこまでも人工的な画面なのが意地悪だけど切ない。
殆どの場面で雨、雨、雨の連続だが序盤と終盤とで雨に託…
なんかやらかしたらしく日本を飛び出したどり着いた先の台北はいつもどしゃぶりの雨。大映の雨。部屋にこもってパソコンでガメラ。壁にはのりぴーのグラビア。砂浜から掘り出したバイクで3ケツ。三池監督らしいケ…
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