地の果てまでの作品情報・感想・評価

地の果てまで1953年製作の映画)

製作国:

3.4

『地の果てまで』に投稿された感想・評価

馬喰の凄まじさに兼人を思いつつ、久松センセー的な罪と罰にわだかまりも持ちながらやっと二人は背景の列車に乗った…!と思うしかないですよ

ドストエフスキーの「罪と罰」を元に、新藤兼人が脚本を書き久松静児が監督したもの。
冒頭の馬が苛め殺される場面が凄くて、嫌な感じ。
そのあとも、学友の自殺や結核、ヒロイン久我美子(この頃は一寸ふっくら…

>>続きを読む
moku

mokuの感想・評価

3.5

苦学生の良さんと根上淳の生活ぶり…腐女子は食いつくのでは? とか思ってしまった…。時々妙に色っぽいんだよ。
一家の為に娼婦になる久我美子が、良さんの相手としてはとても合ってたよね。
"地の果てまで"…

>>続きを読む
shibamike

shibamikeの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

"だうして人を殺したらダメなのか?"
さういう疑問にしんみりと寄り添ってくれるやうなお話に感じた。


「役に立たねえヤツは叩っ殺しちまえっ!」
冒頭、痩せ馬が重い荷物をぜーぜーあえぎながら運ぼうと…

>>続きを読む

「罪と罰」の映画化で、脚本は新藤兼人。金貸しは原作のようなおばあさんじゃなくて、上田吉二郎。事件を起こす動機も違っている。
最初の方は辛気臭く感じたけど、事件の部分のサスペンスがすごくて、さらにそれ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事