バーチィ

マンハッタンのバーチィのレビュー・感想・評価

マンハッタン(1979年製作の映画)
4.0
30年振りに再鑑賞。

ガシューインの『ラプソディーインブルー』で始まり、『ラプソディーインブルー』で終わる。
若き日の私は、この名曲を知らなかった。
今観ると、音楽のセンスだけで惹かれる。

これは、まるでウッディアレンの私的生活。
本人の事じゃない😆

クールな元妻に若きメリル・ストリープ
暴露本ビジネスは、この映画に影響されたか?

42歳のウッディアレンが、まるで中年親父
歳の離れた恋人(17歳)にマリエル・ヘミングウェイ(文豪ヘミングウェイのお孫さん)
キリリとした眉の賢そうな美少女。
NYの馬車に乗りデートでウッディアレンとのキスシーンは、
今観ると、『犯罪』にしか見えない。

文化人や心理学の用語を交えたアレンの会話劇
わかる人だけ笑ってよ

友人の愛人ダイアンキートン
ちっともセクシーじゃないんだけど
なぜか男を惑わすタイプ。

大人の方が、恋愛下手
17歳の女子高生が一番大人だった。

80年代って、思えばこんなに平和だった
アートや文化語って安心して恋愛してた時代

日本のトレンディドラマにも影響与えたに違いない作品。
バーチィ

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