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地獄のモーテルの一人旅のレビュー・感想・評価

地獄のモーテル(1980年製作の映画)
3.0
ケヴィン・コナー監督作。

殺害した人間の肉を宿泊客に提供するモーテル経営者の兄妹の狂気を描いたホラー。
通りすがる人間を拉致し、地中に埋めて家畜として“育てる”という発想がぶっ飛んでて面白い。死なないよう強制的に餌を流し込み、早く食べたい気持ちを抑えて最高に美味しくなる頃合いを見計らって屠殺する。埋められた人間の動き方やうめき声がなぜかゾンビ風になってしまうのも訳の分からない面白さがある。
『悪魔のいけにえ』のレザーフェイスを明らかに意識した演出もあるが、顔面の皮膚の代わりに“ある物”を被っているため恐怖よりも面白さが勝っている。
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