シルビーの帰郷の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『シルビーの帰郷』に投稿された感想・評価

「死ぬまでに観たい映画1001本」1000+241本目
字幕なしで鑑賞。
この手の映画不得意分野。

米大陸北部の小さな町を舞台に、自由奔放に生きる女シルビーと、彼女の姪である二人の少女の奇妙な交流…

>>続きを読む

社会が狂人として切り捨てる人の味方でいられることこそ映画の力だと改めて思います。

シルビーは、夜の湖の橋の下で列車の音と光の美しさを浴び、水浸しの家で踊り、船や貨車で自由に移動します。

映画の中…

>>続きを読む
大好き。
鮮やかな母の自殺から始まる、人生の諦めへの話。それぞれに死の影がまとわりついている。
無理やり訪問するご婦人たちは死を悲しむ事すら許してくれない。
そして叔母と向かう、ゆるやかな自殺。

両親をなくした姉妹の元に叔母がやって来るが…って話。この叔母=シルビーの幼児性の塩梅が絶妙で良い。まずこの叔母のコートのポケットからまるで幼稚園児の如く色々なゴミが出てくることで、この叔母の精神的な…

>>続きを読む
一人旅

一人旅の感想・評価

3.0

ビル・フォーサイス監督作。

母を自殺で亡くした幼い姉妹と叔母・シルビーの心の交流を描いたヒューマンドラマ。

田舎町が舞台の小粒な作品だが、初対面の人間同士の交流・衝突・和解の過程を静謐なタッチで…

>>続きを読む

幼い姉妹を残して湖に車を突っ込ませ自殺を図る母親。

残された姉妹の面倒を見るためにやってきたのは亡き母の妹シルビー。

シルビーは自由奔放で滅茶苦茶。
家の中が浸水しても平気へっちゃら。

そんな…

>>続きを読む
mare

mareの感想・評価

3.5

シルビーと姉妹の奇妙で自由な生活を描きながら、幼かった2人の子どもからやがて離れ離れに自立へと向かう物語。基本的に家にいてたまに散歩する以外の描写がなく、姉妹は学校もろくに行かず誰かと遊ぶということ…

>>続きを読む
意思こそすべて
盗んだバイクで走り出せ
カッコーの巣をぶち破るチーフのように
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

2.7

【家が水没してもへっちゃらさ】
「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載のカナダ映画『シルビーの帰郷』が先日ユーロスペースの特集で上映されたそうだので、私は家で観賞してみました。

母が豪快に車ごと崖…

>>続きを読む
mingo

mingoの感想・評価

4.0

「汽車には券が無い人も乗ってたはず、悪いことじゃない。空いてる席に座っただけ、誰にも迷惑はかけていない。」人がなぜ生き抜くのかを真っ向から描いた傑作だと思う。ビルフォーサイスはマイノリティへの賛美と…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事