Jimmy

いとはん物語のJimmyのレビュー・感想・評価

いとはん物語(1957年製作の映画)
3.3
角川シネマ有楽町で鑑賞。

「京マチ子映画祭」にて鑑賞。
内容はよく知らずに観たのだが、醜女ではあるものの心清い女性を見事に演じた京マチ子、素晴らしい!

「いとはん」とは大阪の方言で「良家のお嬢さん」を意味する……という冒頭表記あり。
器量は悪いが心優しい老舗扇屋の長女=お嘉津(京マチ子)は、店の番頭=友七(鶴田浩二)に秘めた想いを寄せていたが、友七には心に定めた小間使い=お八重がいた。
しかし、扇屋の女将さん(東山千栄子)が、お嘉津の養子に友七をもらって、店を継がせる事を考えて……
お嘉津の想いを考えると心痛む物語。

途中、お嘉津が思い描く「箱根の新婚旅行シーン」の京マチ子は本当に綺麗!

しかし京マチ子の醜女メイクが凄過ぎてビックリ!
もし、この映画が「京マチ子とのファーストコンタクト」だったら、ファンになれなかったかも…(^_^;

それほど凄い演技でした!
Jimmy

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