スギノイチ

いとはん物語のスギノイチのレビュー・感想・評価

いとはん物語(1957年製作の映画)
3.9
京マチ子の醜女メイクに驚かされたが、景観の美しさと心の清廉さがマッチしていく。
日本映画華やかなりし1957年、美麗なスター達がスクリーンを彩った。
この時代で、ここまで女の美醜と生き辛さに焦点を当てた日本映画は珍しいのでは。

鶴田浩二との悲恋が無情だが、振られた理由がルッキズムでも人格でもなく、もっと愛する人がいたからという理由がやるせない。
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