痴話なのだけれど、どうしてこうもハラハラしちゃうんでしょうね。猟奇的な羅生門とは対照的な作品だけど、それ以上に趣深く感じる傑作だと思う。そこには、我々が当然ながら美しくはないものの子どものような純粋…
>>続きを読む全体的にゆっくりとストーリーは流れ、演技や描写に重きを置かれてる。映画の王道といえばそうですが、再認識出来ました。それと、最後まで京マチ子さん、分からなかった^_^未だにあれが京マチ子さんだったのか…
>>続きを読む関西の商家の表と奥をたっぷり見せる。使用人を沢山抱える暮らしの描写としても貴重。京マチ子の顔を見せずとも、気立ての良さと物腰のしとやかさが十二分に伝わるのが流石。
この題材を扱うのに、容貌以外のハ…
大正時代の大阪、老舗の大店「扇弥」には3人の娘があった。その長女・嘉津(京マチ子)は、不器量だが心の美しい女性。恋も結婚も諦めていたが、そんな娘を不憫に思う母親の計らいで、番頭の友七(鶴田浩二)との…
>>続きを読むこれは素晴らしい出来です。
あの京マチ子が特殊メイクで醜女に挑戦した、大正期の大阪が舞台の悲哀物語。
主演を飾る3人の役者が全て良かった。
●京マチ子
醜女ではあるが、心が綺麗なせいか、ちっ…
伊福部昭の劇伴と京マチ子の鼻歌など、終始ユニゾンしていて、これがすごい異化効果になっていた。カメラの位置も独特。
あと覚えているのは、前に座ってたオッサンがビニール袋を終始ガサガサさせながら煎餅かな…