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シックス・デイのKSKのネタバレレビュー・内容・結末

シックス・デイ(2000年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

20年前の近未来SF作品って何だか照れちゃう未来感。バック・トゥ・ザ・フューチャーぐらい昔だとノスタルジーを感じるけど、この作品はこの時代で観ると中途半端な印象が拭えない。AIぽいところは現代で既にあるけど、ホログラムはまだ登場していない。ホログラムの推し方(登場回数)がなかなかしつこい。一瞬で記憶読み取ってクローン作れる技術は怖くも凄いこと。だからといって死んだら自分自身の人生はそこで終わりで、でも他人にとっては記憶と身体が受け継がれるので、何ら違和感がないことにジワジワと怖さを感じる。主人公と思っていたのが、実はクローンだったという展開は思いつきやすそうだけど、見ているこっちは騙されちゃった。ミュウツーみたいなクローンの素の造形は素晴らしい。ストーリーはそこそこだけど設定は結構好きだなー。シンディちゃん人形がマジで不気味。
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