このレビューはネタバレを含みます
怪訝な態度で不機嫌な婦人が
「悪かったね イライラしてた」
と、思い直したきっかけは
彼女に子どもがいないのを耳にしたことだった。
その彼女になついた自分の子どもたちは
「あの人は自分の才能をわかってくれてる」と言っていた。
異国の珍しい洋服に興味津々の子どもを見て「(黒みを帯びた肌でも)手のひらは白いんだね」と発見する彼女。
彼女がドイツから来たと知り「どうりで!」とバッハを思い浮かべる息子のシーン、ユーモラスチャーミングでよかったなあ。
役に立とうと手品を始める意欲が素敵
周りを笑顔にしていくユーモアが魅力的
一度耳にすると離れない
味わい深い曲
1987年のドイツの時代背景にも思いを馳せる映画