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灰色の男のkazu1961のレビュー・感想・評価

灰色の男(1943年製作の映画)
3.6
🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-531 再鑑賞
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 463/1001

🖋ニューロティック・シネマ(サイコ・サスペンス)の先駆的作品と言われている作品なので、どうくるか?いつくるか?観たいな感覚で鑑賞していましたが、終盤までは4人のクロスオーバーした恋愛物語。ジェイムズ・メイスン演じる伯爵とフィリス・カルヴァート演じる愛が無いのに結構させられた良家の娘、そしてマーガレット・ロックウッド演じるその貧しい人生を送ってきた友人、さらに友人と同じ劇団にいた西インド諸島から来た男の四角関係。。。そして終盤一気にサイコサスペンス的な展開に。妻の座を狙うマーガレット・ロックウッド演じる友人がついに。。。終盤で一気に盛り上がる作品でした。

🖋本作、エリーナ・スミス原作小説を映画化。灰色の男とあだ名された社交界の嫌われ者で変わり者の公爵役、ジェイムズ・メイスンによる演技が話題となった作品です。クライマックスではイギリス映画らしい陰惨さを残して終わるものの、冒頭とエンディングでの主演たちの末裔が偶然オークションでで会うシーンでハッピーエンドに終わったように思わせる演出が素晴らしいですね。

😨物語は。。。(参考:yahoo movies より)
19世紀のイングランドで、ミス・パチェットが経営する寄宿女学校一番の女生徒クラリッサ。転校生にショウと言う女生徒が入学して来るが、クラリッサに敵意を持ち失踪してしまう。クラリッサはローハン公爵と結婚するが、彼は灰色の男と呼ばれ疎まれていた・・・。

🔸Database————————————————-
🎥邦題 :『灰色の男』
原題(英題):『The Man in Grey』
🎥製作国 :イギリス
🎥初公開 :1942
日本公開 :1948/09/14
🎥上映時間 :116分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):レスリー・アーリス
脚本 :マーガレット・ケネディ、レスリー・アーリス、ドーリン・モンゴメリー
原作 :エリノア・スミス
撮影 :
音楽 :ルイス・レヴィ
出演(声優):マーガレット・ロックウッド、ジェームズ・メイソン、フィリス・カルヴァート、スチュワート・グレンジャー

🔸Overview (映画. comより)———————
「妖婦」のマーガレット・ロックウッド及びジェームズ・メイソン、「七つの月のマドンナ」「魔法の楽弓」のフィリス・カルヴァート及びスチュワート・グレンジャーが共演する映画で、「キャラバン」のエリナー・スミスの小説をドリーン・モンゴメリーが改作し、「妖婦」のレスリー・アーリスが作家のマーガレット・ケネディーと協力脚色し、アーリスが監督にあたり、「キャラバン」に「七つの月のマドンナ」のアーサー・クラブトリーが撮影した。助演者の主なる者はマーティタ・ハント、ヘレン・ヘイ、レイモンド・ラヴェル、ビアトリス・ヴァーリー等である。
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