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彼女が水着にきがえたらのABBAッキオのレビュー・感想・評価

彼女が水着にきがえたら(1989年製作の映画)
2.8
1989年馬場康夫監督。BS松竹東急チャネルで鑑賞。ホイチョイプロダクションズの映画第2作。1作目の「スキーに連れてって」がヒットしたために、二匹目のドジョウを捕まえに行く姿勢を前面に出した作品。ヒロインに原田知世を続投させ、相手役に織田裕二、スキーの世界からマリンレジャーの世界に。時代はバブル絶頂期。金持ちボンボン船遊びももしかしたらスキーのように身近になるかも、と広告代理店的な夢を売る要素も加味。
 そういう時代背景を知りながら見ると当時の風俗の参考にはなるが映画としては不発。海中ではスピード感がないし、恋愛もときめきにくい。退屈さを避けるためか悪漢香港マフィアを登場させるのもわざとらしい。若い伊藤かずえ、田中美佐子の演技が楽しめ、谷啓、伊武雅刀が目立つくらい。
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