飯

スラヴォイ・ジジェクの倒錯的映画ガイド2 倒錯的イデオロギー・ガイドの飯のレビュー・感想・評価

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Ideologyなのかidiotologyなのか笑

フロイト、マルクス、ラカンとの対話ーー
イデオロギー≠ 虚偽意識(マルクスとの区別)、
性もイデオロギーの構造内容に属する(フロイトとの区別)、
フロイトは全てを「性」に帰結するが、それに対しジジェクは「性意識」に。
これはポスト構造主義の超越かもしれない。

題名のpervert(変態者)実は鑑賞方式の異常状態を意味する。直視、あるいは無視、両方ともイデオロギーの罠に陥ってしまう恐れがある。
だから「眺める」ことは、「普通」と思われてきた日常の破綻を掴める唯一の視点になる。

現代(ラディカル)左翼の窮境: イデオロギーの揺りかごに寝そべる人たちを起こすこと。
彼らはもう一つの世界を想像できないのではなく、想像すること自体を拒否しているのである。

“The first step to freedom is not to change the reality to fit your dreams, but to change the way you dream.”
飯