このレビューはネタバレを含みます
伊澤彩織さん(「ベイビーわるきゅーれ」の金髪ショートの殺し屋)が
一番好きな映画だとYoutubeで言ってたのを聞いてから気になっていた。
だから期待値も高くなっていたと思う。
正直、その高い期待を超えるようなことはなかったけど、
こんなにコメディだとは思わなかった、面白くて楽しめた。
天国では海の話が流行っているから、
海を見たことがないと仲間外れになるから、
天国のドアをノックする前に、
余命宣告を受けた若者二人の最後の冒険、
病院を抜け出して海を目指す物語り。
限りある命を描いているのにコミカルに軽快にストーリーが展開。
強盗や銃撃戦からのカーチェイス、、ちょっとハードボイルド。
からんでくるマフィアも警察も間抜けで可笑しくて余命ものであるのを忘れそう。
撃ち合いが激しいのに、弾が当たらん?
誰も死なない、悪い奴が一人も出てこないところがまたいい。
追いかけてくるマフィアも根はそんなに悪人ぽくなく間抜けに描いていて
マフィアのボスはとても大らかな気持で粋な計らい。
バックに流れるいろいろな音楽がお洒落、、
最後の海のシーンではタイトルとなったボブ・ディランの名曲。
もっと美しい静かな海かと思ったら、、
荒々しい海は二人の人生を象徴していたのかな?
このラストシーンはとても印象的。