Monisan

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアのMonisanのレビュー・感想・評価

3.5
観た。

なんだろうなぁ。良い映画なんだろうけど、自分の感覚と悉く違っていてあまりハマれなかった。

死を覚悟した2人の他人が何かを成し遂げようとするお話はよくある展開。
でもまだ若い2人だからか、「最高の人生の見つけ方」のような深みが無いし。海が見たい、というだけだと弱い気もするがドイツだと見た事ないのはよくある事なのか。

編集が合わなかったんだよな、アクションつなぎっぽくしてる所もダサかったし、スタイリッシュにしたいのか、コメディぽくしたいのか。編集のリズムが好みでは無かった。

悪人達も愛せるほどのお馬鹿ではないし、なんか中途半端。
キャディラックをお母さんにって、そもそも盗んだ金だし、お母さんエピソード殆ど無いから感動のしようが無いし。

警察もお馬鹿キャラいるし。悪のボスはなんで病気が理由で簡単に許すのとか、売春クラブとかも全然良い話じゃないし。

時代かな…公開当時に観ていたらまた感想は違ったのかな、分からない。

トーマス・ヤーン、脚本・監督
Monisan

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