デルタ

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアのデルタのレビュー・感想・評価

4.0
記録。
リバイバル上映にて再鑑賞。お客はわたくし一人だけ…200人収容のシアターを独り占めでした。

死期の迫った脳腫瘍のマーティン(Til Schweiger(ティル・シュヴァイガー))と末期骨髄腫のルディ(Jan Josef Liefers(ヤン・ヨーゼフ・リーファース))は、偶然同じ病室になる。
深夜、病院の調理場でテキーラを交わした二人は、まだ見たことがない海を見ようと思いつき、病院を抜け出す。
駐車場で盗んだベンツで旅に出る二人だが、その車はギャングの所有物であり、中には大金が隠されていた…

余命わずかな彼らに怖いものなし、人生最後の冒険ロードムービー✨
ギャング、警察、そして"死"という現実が主人公二人を追ってくる。
しかし、二人は明るく前向きに、行けるところまで突き進む。
クライマックスで海を見た二人の表情は、とても切なく秀逸。

初めて観た時はまだ20代で、DVDレンタルだったと思いますが、
この度改めて大きなスクリーンで、自分も歳を重ねたこともあってか…昔よりもひときわ胸を打つものがありました。
やはり、映画は映画館で観るべきですね😊
デルタ

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