余命宣告をされた二人の男が、海を見に行く話。それだけの話。
だが二人の道中がとても面白い。
死という重たい題材を扱ってるにもかかわらず、物語に漂う明るい雰囲気が好きだ。
あの二人のキャラクターによるものが大きいだろう。
ただ面白いだけでなく、わりと思うところのあった作品。それだけに最後のシーンは心に響くものがあった。
個人的には最高でした。
追記:
再度鑑賞。やはり良い映画だ、死を物ともせず今この瞬間を楽しむ。
そして相手の気持ちを理解できるからこそ生まれる友情。
私が映画というものを本当に好き、もっと見たいと思う大きな契機となった作品の一つ。そういう意味でこの作品の評価は揺るがない。
感動だけで考えたらこの作品よりも感動したものはあるが、やはり思い入れが強いので点数は変わらずこのままで。
