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宇宙大怪獣ギララのぉゅのレビュー・感想・評価

宇宙大怪獣ギララ(1967年製作の映画)
3.3
2024年 鑑賞 24-11-1 [1-11]
YouTubeチャンネル 松竹シネマPLUSシアター 2週間限定公開 にて
「昆虫大戦争」等の二本松嘉瑞監督・脚本& 池田博特撮監督による、火星探査に向かった宇宙船がUFOに襲われ、船に付着した発光体を持ち帰ったことから、発光体からギララが生まれ、日本を破壊し始める特撮怪獣作品。
同時上映は「銀の長靴(ブーツ)」「科学の驚異 ミサイル大空を飛ぶ」。

ー 松竹唯一ので「男はつらいよシリーズ」にも登場する怪獣 ー
東宝 → ゴジラ(54)、大映 → ガメラ(65)、日活 → ガッパ(67)... と当時はゴジラに続けと各社が対抗作品を出していた時代に生まれた怪獣。

OP映像やOP曲からはおおよそ怪獣映画とは分からない(歌っていたのが倍賞千恵子さんだし)、あの小さな銀のケースに原子燃料が... んなアホなっ!、ロケットと電波妨害とロケット内は地球と同じ?、燃える円盤?と電波妨害の犯人はあのUFO?、月でも地球と同じ?、宇宙病?と気圧の変化、やっぱり月でも地球と同じとトランポリン?とキラキラした隕石、月に檜風呂?と製造した水、ちょいお色気シーンとコニャックとダンスタイム、月の調査員に藤岡弘、さんだ!、隕石たちの激突と宇宙船に空いた穴、再び円盤と宇宙船のエンジンを止める、救援ロケットと犠牲を増やす?、噴射口に大量の隕石とあのキラキラ隕石は... 、あの隕石から強い磁力線や放射線が?じゃ飛行士たち危なくね?、隕石の点滅とやっぱり放射線量が... 、研究所荒らしと熱で床まで溶けている、床が変な形で溶けていると鶏の足跡(あれが1つだけってのが一番の不思議)、停電と大きな鳴き声、箱根に出現した怪獣の足跡と研究所にあった溶けた跡と似てる、怪獣名 ギララとギララの火球とメーサー砲?、そう直ぐに地球と月を行ったり来たり出来る世界線なのね!、「なぜ電波妨害が?」からの「あっ!」というお約束展開とギララニウム、原子怪獣ギララ?、迫るギララと待たれる宇宙船の帰還、ピンチの状況とギララが間近に!、時代とはいえ放射物をあの服装で撒き散らすとは... 今では考えられない、あの女性の足が超急速で治っている 少し前まで●●れてなかったっけ?、ギララニウムは泡状の物質と結局こういう終わり方なのね... 、ラストに大人の恋愛展開いる?どの世代ターゲット?

ギララのデザイン好き!意外と癖になるブサカワさがいい!でも... 前半は人間ドラマと発光隕石についてで、後半やっとギララが... でもなぜ現れたのか?何が目的なのか?ギララニウムとは?のある程度はっきりとしたものが欲しかったなぁ...
あと、米ソ宇宙競争や「アポロ計画」が ’60年代だったこともあり、この世代は宇宙もブームだったのがよくわかる(ゴジラは宇宙怪獣キングギドラが初登場した「三大怪獣 地球最大の決戦」(64)、宇宙でゴジラ&ラドンがキングギドラと戦った「怪獣戦争」(65)、「宇宙怪獣ドゴラ」(64)も宇宙だし、ギララもそうだった結末はガメラも似たような結末だったし、以後の「昭和ガメラシリーズ」でも宇宙怪獣が多いし、宇宙で戦っているし、この作品全体がなんちゃって宇宙観満載だった)作品だった。
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