高校時代、作家志望のテッドは、学園一の人気者メリーとプロムへ行くチャンスを手にしながら、人には言えない事故を起こし、入院する羽目になった。
それから13年後、今もメリーの事が忘れられないテッドは、探偵ヒーリーに彼女の調査を依頼する。
少々お下品ではありましたが、愉快なコメディ作品でした。
肝心な時に自らのドジで、合わす顔がない状態になってしまったテッドだが、その想いだけは消せないでいた。
コンタクトを試みるテッドだったが、依頼した者の裏切りに加え、ストーカーまがいの連中が虎視眈々とメリーを狙っている。
コメディらしい作品ではあるが、テッドを含む4人の男は、さぞかし自分に自信がないのが伺える。
偽った自分を演じたところで、いずれはバレてしまう事。
テッドに勝利をもたらしたのも真摯な態度だったのでしょうが、オチはあまりにテッドを良く描き過ぎているのではないだろうか。