【谷村美月の魅力】
(以下は2005年に書いたレビューです。谷村美月はこの映画出演当時は14-15歳。残念ながら期待したような大人の成熟した魅力を見せる女優にはなりませんでした。女の子の成長は難しいものです。)
塩田明彦監督作品。
ある新興宗教団体から脱出した12歳の少年(石田法嗣)が、祖父に引き取られた妹を取り戻すべく、たまたま知り合った同い年の少女(谷村美月)と旅をするお話。少年と少女が道中出会う人々、少年の宗教団体内での体験、そこから脱出した人たちの生き方、などなどが綴られていく。
出来は悪くはないが、ほめるほどでもない。私としては、むしろ宗教団体内での体験に絞ったほうが作品としてのまとまりとインパクトが出せたのではないか、と感じた。
なおヒロインの谷村美月は、私好みの美少女で、将来が楽しみ。