やっぱり「2」はアカンのが多い、と実感させられた。エイリアンとターミネーター以外に次回作が良かった記憶がない。
そして製作費と作り手の愛情問題。
映像に古さを感じるのは製作された時代の問題だから割り引いてみても、製作費をケチり過ぎだろう。金を掛けられない環境は、アイデアを活かす為に必死になる条件として有効だし、結果として良作を産み出す伸び代が上がると信じているが、本作は1作目のアイデアに乗っかった部分しか目につかず資金とバーターにする筈の作り手の作品への情熱が決定的に不足している感じ。残念至極。
この年代だとキューブのイメージ映像に使ったCGにお金喰われ過ぎたのかな?製作側がラストに用意した大盛り上がりの(つもりであろう)場面は割愛してでも、中盤のお人形さん達の特殊メイクにお金を回すべきだったと思う。昔の遊園地のお化け屋敷っぽさが懐かしくて笑えるけど、それじゃ映画としてはアウトでしょう。