蔵なもし

ヤバい経済学の蔵なもしのレビュー・感想・評価

ヤバい経済学(2010年製作の映画)
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自称「ヤバい」二人の不良学者が、「誘因(インセンティブ)」をキーワードに様々な例を挙げ、「ヤバい」経済学に迫っていく。

子供の命名、相撲の八百長とこれって経済学?となりますが、経済、すなわちお金(稼ぎ)など「誘因」に対して人はどう選択するのかということをデータに基づき解明していく。

クラックの流行していた頃のニューヨークの犯罪率、その後のジュリアーニ市長就任による犯罪率の劇的な低下。僕もそう思っていたのですが、実はその20年ほど前に中絶が合法になったということに関連していることを思わせるデータがあるらしく、様々なことを明らかにする統計に感心する半面、恐ろしくもありました。

面白いには面白いんだけど、なんの話なんだっけ?となりそうな場面もあって、好き嫌いが別れそう。