日本登山史の中でも特に有名な木曽駒ヶ岳学校登山中の大量遭難事件を題材にした小説を映画化した作品。娯楽映画の部類なので史実とは異なる部分も多少ある。
あくまでこの作品は事実を元にしたフィクションですが、赤羽校長先生はアクシデントに見舞われながらも最適解を導いていたと思います。ただやっぱり現在の登山感覚と比べるとあまりに安全マージンに差があって、登山は今よりもっともっと命懸けで、あんなに危険な登山を中学生にやらせる意味は果たしてあるのかと疑問に思いました。
現代はこの映画の時代とは比較にならないほど装備の性能が上がり、安全に登山ができる時代に生まれて本当によかった。日々登山装備は進化し続け、気象予報もより正確になり未来は今よりもっと安全に登山できるようになるんだろうな。赤羽先生も浮かばれるであろう
この映画から学ぶことがあるとすれば
・雨具の他にツェルトも持っていく
・バーナー類の他に濡れても使えるマッチも持っていく
・体調が悪化して食欲がなくなっても食べれる食料を持っていく
・行動予定+一日二日分の食料は持っていく
とか?
なんかすっげえ名俳優だらけでびびった、大竹しのぶしか気づけんかった。多分高山地帯で撮影してるんだろうけどハイマツを切りまくってて今じゃコンプライアンス的にも撮影できなそう