大正二年八月、中箕輪尋常高等小学校の修学旅行で起こった遭難を通して、生きること、愛することを描く新田次郎原作の映画化。
八甲田山の中学生版と言ってしまうのは、ちと過ぎるか。
小学生の頃に学校で観させられたトラウマ映画。
いま観たらまたおもうところは異なる、きっと教訓や示唆に富んだよい映画なのだとおもうが、小学生にみせてはいけない!
どうも当時は、長野県の小学校では啓蒙的にこの映画の上映会がおこなわれていたらしいのだな。
いまも、あまりにつらくて呼吸困難に陥ったかのように頭も胸も苦しかった感覚の記憶がある。
しばらくまえに姉と、小学生の頃学校で観た恐ろしすぎる映画なんだっけ?と、この映画の話で盛り上がったので記録。