私の中のあなたのpiyoのネタバレレビュー・内容・結末

家族愛について、命について考えさせられる映画です。あらすじを知らずに見始めたので、11歳の妹が訴えを起こすという展開にえぇ！？とびっくりしましたが、後半でもしかしたら。。と思い始めてからは、切ないの嵐でした…( ; _ ; )
本当だったら青春真っ盛りの若い女の子が、自分の死期を見定め、運命を受け入れ、家族を守ろうとする。子供目線だと母親が少々分からず屋に感じられますが、親からしたら子供の命はどんな手を使っても、最後の1秒まで諦められないと思うので、どちらからしても辛いですね。
ダンスパーティーやビーチ、法廷で真実が明らかになるシーンなど、涙腺崩壊です。兄妹の絆がすごいです。ケイト役の子の演技がリアルすぎて、胸が締め付けられました。自分だったらあんな風に穏やかに受け入れることが出来るだろうか、と考えてしまいます。
原作とはだいぶ結末が違うようです。原作のままだとドラマチックになりすぎたかもしれないので、映画はわりと心穏やかに観れて良かったと思います。良い映画でした。