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茶碗の中の嵐のmichiのレビュー・感想・評価

茶碗の中の嵐(1937年製作の映画)
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タイトルとU-NEXTの紹介「そして、犬、犬、犬の大騒動!」が気になって観ましたが…まぁつまらない!!
30年代の映画って、これまで観たものは大抵期待以上のおもしろいものだっただけに、残念。いろんな作品があることを学びました。

力を持ってどこ向いて仕事してるんだか迷走してる市長と、それをサポートしてるような反対してるような娘と、正義の味方新聞記者が、飼い犬パッツィを愛でる貧しい老女への処遇をめぐってゴタゴタする話。娘のポジションがぶれぶれなのと、突然記者と愛し合う謎。
庶民に寄り添えない政治家も嫌だけど、犬を飼う税金を払えないお婆婆が市民の正義代表みたいになっちゃうのもなんだか…

パッツィは本当にかわいい。
「犬、犬、犬」のシーンは確かに凄かった。いろんな犬が次々と!!
ラスト数分はついていけない展開であっけなく終わった。犬でお金使いすぎたの?

『風と共に去りぬ』の2年ほど前の作品で、ヴィヴィアン・リーは開花前といった感じ。可愛いけれど、これと言って印象に残ることもない。変わるものだね。
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