画家フランシス・ベーコン(デレク・ジャコビ)とその愛人で作品のモデルにもなったジョージ・ダイアー(ダニエル・クレイグ)の出会いから悲劇的な別れまでを描いた伝記作品。
全編にわたりベーコンの実作が登…
・(天才が見ている景色を共有する事が出来ない 見る事が叶わない)凡人のジレンマ、その人の深い所へ入り込めずにもがき足掻く事の繰り返し、と言う構図が悲しい
・寄り添う側の精神的消費がエグい 悲哀の物語…
『ラピュタ』で空から女の子が降って来てからあらゆる安手のアニメ・ラノベでは空から女の子(ヒロイン)が降ってくる様になったけど『愛の悪魔~フランシス・ベイコンの歪んだ肖像~』では本当に天井を突き破って…
>>続きを読むフランシス・ベーコンの作品は実物と図録の印象がかなり異なる作家だと思っている。
図録や画像だと色合いの生々しさと筆致に悍ましさすら感じるが、実物を眼前にすると重層感がもたらす繊細な色使い、フレームを…
画家フランシスベーコンと偶然泥棒に入ったきっかけで恋人になるジョージ(若いダニエルクレイグ)、
ベーコンを愛するも上流階級の人達に合わない事でお酒や薬に走り、破滅していく2人の愛の話。
実在の芸術…
このレビューはネタバレを含みます
THE90年代のミニシアター系映画って感じでした。やたら映像が荒いのも当時のミニシアター感があります。(当時子供だから、想像ですが 笑)
ダニエル・クレイグ目当てで見ました。若い!
クレイグ演じ…
上映時から何度か見直しているが、ベーコンの絵画が出てこなくとも、画面のトーンや色、構成によって映像で表現が出来ていることに深く感心してしまう。
自分も最初は、難解な画家の映画で観るのを躊躇いましたが…