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愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像のこのレビュー・感想・評価

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 基本的にフランシス・ベーコンの絵を映像化したみたいな映画だった。なので収斂的にリンチっぽくなってた。トラウマ的なイメージを繰り返し重ねるところとか。目立つのは、室内で行われるいろいろなことが汚くみえるところだと思った。壁のトイレ面白かったけど気になった。フランシス・ベーコンの取り巻きみたいな人達との会話と合わせて汚い。喋ってる人は大体お酒を飲みながら話してる。フランシス・ベーコン本人もインテリアデザイナーやってたって見たことあったけど、壁の色と模様がかっこよくていい室内映像だった。室内の様子がすごく好きで、多分力いれて作ったところだと思うけど、印象としてはセットというより、部屋の感じがした。光の当たり方でそう思うのかもしれない。ここもリンチに似てた。
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