今世紀を代表する画家の一人、フランシス・ベイコンの生涯、男性の恋人ジョージ・ダイアーとの関係を中心に描く。
1971年、パリのグラン・パレでは、大きな喝采を浴びるイギリスの画家、フランシス・ベイコンの大回顧展が準備されていた。またその頃、ベイコンの作品のモデルであり恋人でもある、ジョージ・ダイアーは、ホテルの部屋で大量のドラッグとアルコールを服用していた。この二人が初めて出会ったのは、7年前のことだった…。
デヴィッド・リンチなどが影響を受けたと言われる、ベイコン独特の歪んだ絵画的スタイルが見もの。
音楽に坂本龍一が参加。
98年エジンバラ国際映画祭でマイケル・パウエル賞(最優秀作品賞)、最優秀演技賞を受賞。