MikuOshika

愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像のMikuOshikaのレビュー・感想・評価

3.5
画家フランシスベイコンのドキュメンタリーのような作品。
というのも、ベイコン役のデレクジャコビさんがとてつもなく本人に似すぎている。
あのアトリエもそのまま使ったんじゃないかというほどのリアル。
ベイコンが愛したジョージとの関係の
始まりから終わりまでをちゃんと描いており、
「三人の人物」からの「黒の三連」という
情熱に燃える関係と朽ち果て深い悲しみへと向かう様がとてつもなく上手く表現されている。重たい。
ジョージ役のダニエルクレイグの落ちていく表情がまた良い。
そしてこの作品の楽曲を務めたのが
我らが日本の坂本龍一。
尊い。
MikuOshika

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