愛の悪魔／フランシス・ベイコンの歪んだ肖像のﾐｿﾀｿのレビュー・感想・評価

同性愛表現及び性的表現を含む

フランシス・ベーコンとその恋人の関係を描く、破滅的な恋愛映画。
随所にあざといほどフランシス・ベーコン作品的演出が組み込まれており、詳しい方はそういった点からも楽しめると思います。
恋愛映画としても、物語後半の恋人同士の力関係が逆転してからの展開は引き込まれるものがあります。

どの程度史実に忠実かは解りませんが、ストーリーも演出も適度に暴力的で汚ならしくてそれでいて美しく、好きです。