フランシス・ベーコンの作品は実物と図録の印象がかなり異なる作家だと思っている。
図録や画像だと色合いの生々しさと筆致に悍ましさすら感じるが、実物を眼前にすると重層感がもたらす繊細な色使い、フレームを…
ダニエル・クレイグってマッチョな役のイメージが強かったから繊細でヤク中の画家のミューズ役やってたとか知らなかった
「私は絵描きだ ここはアトリエで それが絵で 君は邪魔だ」
「俺を描いた絵だ」
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基本的にフランシス・ベーコンの絵を映像化したみたいな映画だった。なので収斂的にリンチっぽくなってた。トラウマ的なイメージを繰り返し重ねるところとか。目立つのは、室内で行われるいろいろなことが汚…
【愛しているんだ】
フランシス・ベーコンの映画でありながら、その恋人、ジョージに焦点を当てた破滅的な愛の物語だった。
映画としては、おそらくベーコンが好きな人じゃないと楽しめないだろうから完成度は低…
モノローグが詩的で展覧会の説明書みたいだった。自己評価の低い内向的な人間が芸術家のミューズになってしまうと確かにあんなふうになりそう。自分のみすぼらしさに耐えられなくなるんだろうな。天井からダニクレ…
>>続きを読む画家フランシスベーコンと偶然泥棒に入ったきっかけで恋人になるジョージ(若いダニエルクレイグ)、
ベーコンを愛するも上流階級の人達に合わない事でお酒や薬に走り、破滅していく2人の愛の話。
実在の芸術…