りょーこ

野郎に国境はないのりょーこのレビュー・感想・評価

野郎に国境はない(1965年製作の映画)
3.3
小林旭がジェームズ・ボンドしてるモノクロ・アクション

いいおっちゃんになってからの小林旭しか知らなかったので、ただのカッコつけた若者にしか見えず、なんならちょっと京本政樹にも思えた(笑)

相棒となる鈴木ヤスシがコミカルなキャラでイイ味出してたなぁ♪

ワンコにもモテモテ(*‘ω‘ *)



インターポール辺見真介(小林旭)。

バンコクで仲間と身元不明の日本人男性が殺された事件を追うことに。

なんやかんやして帰国して即、男性の弟、健(鈴木ヤスシ)に出会い、なんか好かれたので一緒に調査を開始する。

すると、日本製偽ドル札をバンコクに輸出する悪党たちの存在が明らかになり……



小物使いが完全に007(笑)

相変わらず女性陣は大根ですが、男性陣はアクション頑張ってて楽しかったです!!

ラスト辺り、アジトに忍び込んでからの銃撃戦とか、薬莢は出てないリロードはしてない片手撃ちと突っ込み所はあれど、なかなかの迫力でしたし☆

爆発もショボいながら本物!
60年代邦画やるじゃん!

襲撃準備シーンも手元だけ撮すなど、カメラワークも凝っててイイ!!

あとインターポールという設定もあり、あちこちで英語やフランス語が飛び交っていて新鮮でした♪

それを異様にカッコつけた小林旭がやるもんだから、ちょっとジワる(笑)
なので鈴木ヤスシとのやり取りでトントンに!

まだまだ元気だったアクションが拝める邦画でした~
りょーこ

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