うどん

伽揶子のためにのうどんのレビュー・感想・評価

伽揶子のために(1984年製作の映画)
3.8
戦後10余年の日本。
在日韓国人の青年が韓国人の養父と日本人の養母に育てられた女性と出会う。

日本生まれ日本育ちの私には二人の気持ちにしっかりと寄り添う事が出来ないけど、似た境遇にある人達には大いに刺さる内容なんだろうなぁ。

今作で銀幕デビューの南果歩さんはあどけないが、浮世離れした雰囲気を感じる。
トークショーで小栗監督から伽耶子役に選ばれた経緯と監督自身も当初認識していなかった彼女の生い立ちを聞いてただの偶然ではない運命のようなものを感じた。
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