このレビューはネタバレを含みます
これは理解が追い付かない方が多々いらっしゃると思いますし、極めて突っ込みどころも多い。しかしながら、平生ではそう言った矛盾を孕む展開を嫌う方でも、楽しめる様に、凡ゆる不条理が散りばめられていました。理不尽では無く不条理、それはとても大事な部分。
取り敢えず、私が観覧中に思うた事を並べる。
サンダードームの戦い方シルク・ド・ソレイユかよ！
変な被り物させて砂漠放逐すなよ！
猿に助けに行かせんなよ！猿凄えな！
英語を喋るのに、服装や仕草など、前史的文明が生活を支配してるな！
アラバスタで見たけど砂漠って昼夜の寒暖差がエゲツないんですってね。寝んなよ！
マックスいつ髪切った？
割と後半になって私達の想像するカーレーシング即ちマッドマックスになってくるな！
そう言えば付けモヒカンが多いな！
小人がとても重要なのかよ！
何故、能面を背中に付けんだよ！
子供をキーパーソンにするの多いな！
またナレーションで終わった！
と言った感じ。即ち、突っ込みどころは沢山あったけど、行き過ぎててずっと見れましたね。世界観どうなってんだ
原始と文明が混在する世界も非常に見応えがある。我々も当初はレジ袋が有料化されるなんて誰も思わなかったでしょう？そういう事なのです。また、一度文明が滅びる乃至極致の混乱が訪れると必ず預言者が現れると言う風刺も効いている。詩的で弁の立つその者と同時に必ずそれを狂信する者達も現れる。とても面白い。
ただ、最終的に本作が評価される所以は、
展開が早くて非常に見易い所です。
