Nikita

逃亡地帯のNikitaのネタバレレビュー・内容・結末

逃亡地帯(1966年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ゴッドファーザーのキャストに惹かれ観てみた。
マーロン・ブランドの男前な面構えに役がフィットしている。ただ、リンチする描写も最後のも含めあの3人組は中々観ている人の癪に障るだろう。ああいった一方的にやられるブランドはあまり好きでない。
ロバートデュヴァルの寡黙な役の表現がやはり好き。メガネをかける描写や物事に動じない姿がすき。復讐されるとオドオドし、周りには冷やかされる描写も嫌いじゃない。
様々なレビューを拝見して、井の中の蛙のようなマチ社会を思い起こす映画であると理解し、悶々としていたものが腑に落ちた。ババーのあれほどにも人々の反感を買っている様子やカルダーのヴァルに受けた恩など謎めいたものがあり、個人的にはいつか回想の描写もしくは会話の中で導かれると思ったが、残念ながら解明されずに終わり何をもってこの映画の終わりか考えた。個人的には話の中心人物の物語における重要なことには因果関係があり、具体的な内容があってもいいかなと思う。まぁ好みの問題です。
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