リプリー

激突!のリプリーのレビュー・感想・評価

激突!(1971年製作の映画)
4.2
天才スピルバーグの原点であり、歴代テレビ映画の最高傑作(とはいえ、今見られるのは追加シーンがある劇場公開版だが)とも言われる作品。
初めて見たのはおそらく中学一年とかそれくらいで、VHSをレンタルした(当時はまだDVDに置き換わる過渡期で古い映画はまだVHSだった)。
今回久しぶりに見返すと当時より怖く感じた。
なにせタンクローリーのスピード感が凄まじく、それがCG全盛の今でも伝わるのは、スピルバーグの実力(撮影&編集)に他ならない。 
ワンアイデアでもたせるお話的な工夫もよく、よくよく見てみれば脚本がリチャード・マシスンということに驚き。パンパーが引っかかるのが後の伏線になっていたり抜け目がない。
しかしながら、アメリカのハイウェイって怖い…。